【閑話休題】秋といえば、やっぱりだんじり!

季節が変わり、だんだんと朝晩の気温が下がってきて涼しくなりましたね。

今年の夏も長い、暑い、ジメっとする、生き延びるだけで精一杯のような気候だったように思います。

話は変わり、私がスタッフブログを担当させてもらってから、約1年程がたちましたが

最近書くネタに困ってきたので、今日は個人的な趣味の話を書かせてもらおうと思います。

  

夏が終わり少し涼しくなってきた時期、大阪南西部では岸和田を筆頭に【だんじり祭り】が各地域で行われます。

このだんじり祭りを見てまわるのが、私の楽しみであり趣味のひとつです。

毎年行くところはだいたい決まっているのですが、見たことのない地域をまわってみたり

YouTubeのライブ配信で見てみたり、この時期は趣味で大忙しです。

   

だんじりは大きく分けて2種類あり【下だんじり】と【上だんじり】に分けられます。

上だんじりには担い棒が付いており、重さが2~3トン程度で小回りが利き、屋根の先端に獅子噛の

彫り物があるのが特徴的です。

全国でも地車や山車と言われるものは、この上だんじりにあたることが多く、地域別に様々な形の種類があります。

有名なものでいえば、泉大津の【かちあい】、だんじり同士をぶつけ合うお祭りに使用されているのが上だんじりになります。

  

下だんじりは岸和田型とも言われ、私が好んで観賞しにいくのは下だんじりになります。

下だんじりは重心が下にありどっしりとしていて重さ4トン程度あり、とにかく大きい!

担い棒がなくすっきりした見た目で、前梃がついているのが特徴で最大の見せ場は【やりまわし】!

上だんじりも下だんじりも彫刻が美しく、動く美術館と呼ばれたりしています。

毎年けが人が出て危険、騒いでいるだけ、何がそんなに好きなの?なんて聞かれることもありますが

そもそもだんじり祭りには意味があり、豊作や豊漁を祈願し感謝する、歴史あるお祭りなのです。

    

何が好きかと問われるとたくさんあるのですが、やっぱりやりまわしを見るのが好きで

高さ4メートル、重さ4トンにもなるだんじりを人力のみで動かし、各担い手の息が合ったときの

速くて美しいやりまわしは豪快かつ、先代から受け継いだ繊細な技術がつまっており鳥肌が立つほど感動するんです。

(各担い手の意味を理解すると、また違った目線で見れるのでめっちゃ楽しいですよ!)

各地域ごとに微妙に違いがある鳴り物の音も、心臓に響く感じがなんとも心地いいというか…(笑)

また子供からお年をめした方まで、全世代が自町の揃いの法被を身に着けて楽しんでいる姿は

見ているこっちまで楽しくなります。

今は少しだけ花寄せ(寄付)をするくらいですが、私が男だったらまだまだお祭りに参加し続けていただろうなと思います。

  

    

今年は岸和田祭りのタイミングで風邪をひき、堺市の西区パレードでは大粒の雨が降り

なかなか思うように楽しめず悔しい思いをしました…が、今年の残された祭りが

まだまだあるので気を取り直して楽しんでこようと思います💪