平成社員が2S活動中に見つけた昭和

   

1、昭和45年の新聞

昭和45年と言えば【日本万国博覧会】が開催され、高度経済成長期の終盤ごろですね。

そして【真田工業所】が創業された年でもあります。

新聞には工場、運転手、バーテンダーなど、求人広告が所狭しと載っていますが月給額にビックリ。

月5~7万程度が相場だったみたいです、時給も200円程。

物価指数サイトで今の月給に換算してみると24万から34万円くらいになりました。

当時の数字だけを見るとビックリしますが、相場は今と変わらないみたいですね。

  

新聞を眺めながら、ふと「もしやここに求人広告だしてたんちゃうん?」と思い探してみましたが

掲載はされていなさそう…当時求人を出そうか悩んでたのかな?と勝手に想像していました。

   

   

2、電卓機

昔の電卓機らしいです。

昭和風景の写真に、この電卓が一体になったデスクを見たことがあるような気がします。

「たぶん座標を計算するめに使っていたのだろう」との事。

20年務めている設計部長ですら、「こんなんうちにあるの知らんかった」と言ってました。

  

当時最初に販売された電卓機が53万円程!

自動車も53万円くらいだったそうで、かなり高価な物だったことがわかります。

そして、何より、でかい!重い!

これでもかなり小型化された後の電卓なのだと思いますが、今や100均で手のひらサイズが買える時代です。

様々な企業の飽くなき挑戦の集大成が、現代を豊かにしているのだとしみじみしちゃいました。

技術が進んだ今は役目を終え倉庫にひっそりと眠っていましたが、当時は画期的で

そしてかなりの投資額だったのではないでしょうか。

     

    

3、手動式チェックライター

これは現在も使用されている方がいらっしゃるのでしょうか?

この形のものは見たことがなかったのですが、今も普通に販売されてるんですね!

実際に打ってみました、手形などの厚紙ではないので文字がうっすらしていますが

まだまだ使用できそうです。

とてもシンプルな作りで始めて使う私でも簡単に扱えたので、現役で販売されている理由がわかります。

   

   

単にもくもくと片付けるだけではなく「こんな時代もあったのかな?」と想像したり

今にいたるまでの歴史を知れたり、活動の醍醐味がつまってました!

まだまだ2S活動は続くので、次は何が発見できるか楽しみです✨